みそ文

塩レモンを冷蔵庫で保管する

 食卓の上で浸出の様子を観察していた塩レモンだが、あるときふと見て「うわーっ、カビがー」と気がつく。先につけたほうではなく二度目に漬けた方の一部に白いカビが見える。しまった、塩とレモンの日々の混ぜ具合が甘かったか、と反省しつつ瓶を開けてカビが付着したレモンを取り出す。肉眼で見て見えるもの数片を取り出し新聞紙にくるんで捨てる。瓶の蓋を閉めレモンとレモン汁と塩がよく混ざるようにしかし激しくはなくやわらかに中身を撹拌する。そして冷蔵庫へ。最初に漬けたほうの瓶もやわらかく撹拌して冷蔵庫へ。その後は冷蔵庫を開けて気が向いた時に瓶を回転させては中身を撹拌してまた冷蔵庫に戻す。その後はカビの発生はない。

 冷蔵庫で眠る塩レモンのうち先に漬けた方を今日初めて使ってみた。5月6日に漬けて3週間が経過したところ。本日のメニューは鶏肉とひよこ豆と塩レモンのスープ。昨夜から水に浸して戻しておいたひよこ豆と水と鶏肉と塩レモンの朔3個分と昆布出汁スティックを圧力鍋に入れて加熱加圧。加熱後圧力鍋のおもりが揺れ出したら中火で加圧7分にしてみた。食べるときに黒胡椒をミルで挽いてパラパラとかける。ああああ、じんわりとおいしい。ひよこ豆を食べると不思議と体が十全に満たされる感覚を覚える。

 塩レモンを知ってすぐに作ったなんちゃって塩レモン(電子レンジで加熱して作る)とは異なり、フレッシュレモンを塩につけてじっくりと時間をかけて待った塩レモンはその香りと味が爽やか。これは、おいしい。既成品の塩レモンに比べると私のなんちゃって塩レモンのほうがおいしいなー、と思っていたけれど、そのおいしいなーのなんちゃって塩レモンと比べても本当の塩レモンはさらにおいしいものだったのかー。

 市販の既成品塩レモンといえば、昨日定期検診で名古屋の眼科に行ったのだが帰りの高速バス休憩のサービスエリアの売店の棚に見覚えのある大量の瓶を棚に見つけて瞳孔が開いて世の中が眩しくて仕方がない眼でヨロヨロと近づいて見てみたら我が家にある既成品塩レモンだった。なんとこの瓶入り塩レモンは広島からこんな遠くにまで販路を拡大しているとはなんと仕事熱心なことだ、と感心する。そこでは感心だけして塩レモンは買わず、それよりも入口側に山積みにして置いてある「サラダパン」を購入した。これは柔らくほんのり甘めのコッペパンに沢庵のみじん切りをマヨネーズ和えしたものが挟んでるパン。キュウリのピクルスを小さく切ってマヨネーズと和えてパンに挟んだサンドイッチの沢庵版のコッペパン版。1個155円。夫は今朝の朝食に、私は今日のお昼のお弁当に、そのサラダパンを食べた。

 さて話を今日の夕食に戻そう。ひよこ豆のスープを加圧し始めたらガスレンジのタイマーを7分にセットしてお風呂に入る。湯船でゆったり身をたゆたえている間に7分が経過してガスレンジが消える音がする。あとは放置して圧が下がるのを待てばよいからゆっくりとお風呂に入ろう。身体洗浄が後半に差し掛かった頃夫が仕事から帰宅する。洗面台で手洗いとうがいを終えた夫がお風呂に顔を出して「ニンジンで焼きうどん作ればいいの?」と訊いてくる。ニンジンの下ごしらえは私が入浴前に済ませて炒めればいいだけの状態でザルに入れてある。

「うん、豚肉とニンジンと冷凍いんげん豆で焼きうどんにしてトッピングは温泉卵と薬味皿に入れてある大葉と茗荷を混ぜたやつと思ってる」
「はいはい、了解、まかせて」

 お風呂から上がると夫が「さあ、食べましょう」と座る。私は「あれ? スープは?」と訊く。
「スープ?」
「うん、ひよこ豆のスープがあるからテーブルにコレールの中のボウルを出してあるんだけど。圧力鍋にできてるよ」
「あ、ほんまや。焼きうどんをお皿に入れただけで満足して空のコレールの存在に気づいてなかった」

 夫作の焼きうどんの味付けは塩コショウとスティック顆粒だしでさっぱりとおいしい。市販の醤油味焼きうどんに添付されている焼きうどん用のタレで味付けた味よりも私の好みに合っていて心身ともに安心できて和むおいしさ。私はそれを少し食べてみてさらに粗挽き胡椒と塩レモンを追加する。それを食べてみてさらにアルペンザルツを少しかける。今日は暑くて仕事中に汗をよくかいたのか体が塩味を求めるようだ。焼きうどんに追加した市販既成品塩レモンとひよこ豆のスープの塩レモンとではやはりひよこ豆のスープに入っている自作塩レモンのほうが清涼で鮮やかな味。

 明日の夕食は素麺の予定。塩レモンを小さく切り刻んだものを梅肉的に素麺の薬味にしてみよう、そうしよう。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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