みそ文

梵天仲間

 いまさらながらに気づくことであるよ、なのだが、「刺網」という漢字を韓国語で音読みすると「チャマン」なのであるなあ。昨日の赤い布の画像に書いてあった「沿岸刺網」の音読みそのまま「ヨンアンチャマン」と書いてあったその「チャマン」の漢字が「刺網」であることには今になって気がついた。

 ところで「ぼんてん」といえば、耳かきの先についている白いフサフサの綿毛部分のこととしてこれまでは理解していた。しかし、今回刺し網漁の標識も「ぼんてん」であることを知り、そもそも「ぼんてん」ってなんだっけ、たしか仏様の名前にそんなのがあったような気がするな、と思って調べてみる。

 梵天様は帝釈天と並んで登場することが多い仏教のかみさまで、その御姿を見ると、なんと、手に長い棒を持っている。そしてその棒の先っちょにはなにやら丸い塊のようなものが付いているではないか。これは棒の先に香炉をつけた「柄香炉(えこうろ)」と呼ばれるものであるらしい。お香を振り回してお祓いするときなどに便利な道具なのだろうか。もしかして長い棒の先に何か付いたものを「梵天」と呼ぶのはここから来ているのかしら。

 そして「梵天(凡天)」は祭具のひとつでもあるらしい。長い棒の先に御幣がついたものを「梵天」と呼ぶ。それが転じて、長い先にふわふわがついたものも「ぼんてん」と呼ばれるようになり、だからふわふわのついた耳かきは「凡天耳かき」なのだな。そして、さらに転じて、延縄や刺網などの漁場で浮かべておく標識(長い棒の先に旗状のものをつけたもの)も「ぼんてん」と呼ばれる、と。

 ほほう。ふふむ。これまでは「ぼんてん」といえば耳かきの凡天しか知らなかったけど、なんだかいろいろ梵天仲間のつながりがあるのだなあ。     押し葉

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Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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