みそ文

柿の実豊作アジフライ

 夫と一緒に海沿いの食堂にアジフライを食べに出かける。ここの食堂のアジフライは、衣はサクサクカラリとしていて、アジの身はふんわりしっとり。
 冷凍アジフライも好きだからたまにうちでも揚げて食べるけれど、生の新鮮なアジをフライにしてもらうとこんなにふわふわなんだねえ、と、感心しながらおいしくいただく。

 うちからその食堂までの道中にある民家の庭の柿の木が、どのおうちのも実がたわわで、今年は柿豊作だったよねえ、と話す。
 柿があまりならない年には、山から熊が里におりてきて、畑の農作物を食べるなどのニュースを見かけることがあるけれど、今年は熊被害ニュースに一度も遭遇していないということは、熊も山でお腹いっぱいになるくらい食べ物に恵まれたということかしらねえ、と安堵する。

 夫に「そうそう、職場でね、同僚の人たちが話してたんだけど、柿の実がたくさんなって、カメムシが多い年には、大雪になるんだって」と話す。

「柿とカメムシと雪とがどういうふうに関係しているんやろうなあ」
「そこまではよくわからんけど、仕事しながら、その話を小耳に挟んで、このまえの小谷(おたり)でのカメムシのことを思い出して、またもやカメムシめー、って思った」
「宿がくさいのも雪がふるのも、カメムシ、おまえのせいじゃー、いうこと?」
「うん、そう」
「カメムシがくさいのはたしかに宿なんかだと営業妨害だけど、雪のことまで言われても、カメムシはどうしようもないんじゃないかなあ」
「まあ、カメムシにもカメムシの事情はあるんじゃろうけど、くさいのも雪が多いのも私としては求めてないけん」
「雪と言えば、昨日言ってたスノーシューの教室が、今年もあるといいなあ」
「今年も、ということは、去年はどこかであったん?」
「うん。去年は県内のスキー場でスノーシュー教室があった、って、スキー場のホームページに載ってた」
「へえ。じゃあ早めに電話して訊いてみたらいいんじゃないかな。そういう問い合わせが早い時期からたくさんあれば、今年もまたスノーシュー教室開催しようっていう企画が動きやすいじゃろうし」
「あるかなあ。やってくれるかなあ」
「だからー、やってもらえるといいなー、と思いつつそういう口ぶりで問い合わせするんじゃん。何も言わずにホームページ見てるだけで、ある日突然スノーシュー教室やりますの案内が出てくるのを待つよりは希望に近づきやすい気がするけど」
「スノーシューって、あれ、けっこう高いんだよなあ」
「あのかんじきそのものの値段のこと?」
「うん。ちょっといきなり買うには高いから、教室があればそこで貸し出しのやつを試し履きして、これはやっぱりスノーシュー本格的にやってみたいな、と思ったら買うようにしようかなあ、と思って」
「それはきっとそのほうがいいね。ねえねえ、山登りの時には熊よけの鈴つけて行くじゃん。でもスノーシューのときには、一応山の熊たちは眠ってる時期だから、熊よけの鈴要らんのんかなあ」
「たぶんつけなくていいと思うんやけど、どうなんやろうなあ」
「それも教室で習えるといいね」     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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