みそ文

マミー青年としおみ饅頭

年末年始には休みを取って広島帰省してきたけれど、勤務先自体は元旦以外年中無休で営業している。年末には大晦日まで連日ポイント倍増セールをやっていたから、たいそう忙しかっただろうと思うのだけど、どの同僚も「気をつけて行って来てくださいねー」と快く送り出してくれた。そんな同僚たちへのせめてものお礼の気持ちを込めて、休憩室にお土産として持って行くお菓子は、少しばかりたっぷりめに奮発する。基本的には、わたし自身も休憩のときに食べたいもので、労働で低下した血糖値をちょうどよく押し上げてくれるようなものを選ぶ。今回は、高速道路のサービスエリアで購入できる兵庫県赤穂市名物の「しおみ饅頭」にしてみた。

「しおみ饅頭」はその名のとおり、うっすらとした塩味のするお饅頭で、饅頭の薄い皮の部分は落雁っぽい造り。饅頭の中の餡はみっしりとしたこしあん。しおみ饅頭単品で食べるよりも、少し苦めのお茶と交互に口に入れながら食べるとちょうどよくよりおいしい。だから、お土産の「しおみ饅頭」の箱に「広島帰省してきました。みなさんでどうぞ。お茶と一緒に食べるのがおいしくておすすめです」と書いてから、休憩室のコタツの上に置く。

休憩を終えたマミー青年が「どうやら先生、お菓子いただきました。おいしかったです。ありがとうございます」と声をかけてくれたから、「お茶と一緒だとおいしいですよね。単品だと少し甘さが強いかな、と思うんですけど」と応えると、「いえ、僕は、マミーと一緒にいただきました」と言う。

「ええっ。マミーとしおみ饅頭って、そんな、甘いものに甘いもので、大丈夫なんですか」
「はい。ぼく、甘いもの大好きなんで、甘ければ甘いほど嬉しいんです。マミーとお饅頭がそれぞれの甘さを引き出しあって引き立てあってすごくおいしかったです」
「そうなんですか。そんなもんでしょうか。でも、おいしかったなら、いいんです」
「はい。ほんとうにおいしかったです」

しおみ饅頭と乳性飲料マミーとの組み合わせは、想定してなかったなあ。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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