みそ文

アスパラくんのピンバッジ

四月末から五月初旬にかけて旅をしたときに、新潟県新発田市(しばたし)で、「食のアスパラ横町、味めぐり」スタンプラリーに参加した(みそ記「アスパラ押し寿司」参照)。

今日、仕事から帰宅したら、その新発田市から郵便物が届いていた。夫宛と私宛と、同じ封筒が二つ届いている。「わあ。何か当たったのかな」と言いながら開封する私に対して、夫は「はずれましたよ、のお知らせなんちゃう?」と慎重だ。

どうやらみそ様
「食のアスパラ横町、味めぐり」スタンプラリー抽選結果について
この度は「食のアスパラ横町、味めぐり」スタンプラリーに参加をいただき誠にありがとうございました。
さて、二ヶ月間に及ぶアスパラキャンペーンも終了し、皆様から応募いただきましたスタンプラリーの抽選会を実施した結果、貴方様は、「お楽しみ賞」に当選されましたのでお知らせいたします。商品を同封いたしますのでお受取りください。
アスパラくんピンバッジも併せて進呈いたします。
今後も当市の様々な事業に参加をいただき、一層の賑わいづくりにご協力賜わりますようお願い申し上げ、抽選結果のお知らせとさせていただきます。

夫にも同じ内容の文書と、お楽しみ賞のサービス券と、ピンバッジが入っている。サービス券は、別々のお店で使用可能なもので、一枚はあるお店で二百円券として、もう一枚はジェラートシングル交換券として使える。使用期限は、平成二十二年九月三十日。地元や近隣の人たちにとっては、十分余裕のある期間かもしれないが、あと二カ月のうちに私たちが、再び新発田市を訪れるとは思えないことを考えると、なかなか厳しい期限設定だ。

ピンバッジは、アスパラガスの形をした二センチちょっとくらいの大きさのもので、アスパラくんが元気よく、片手を腰に当て、片手を挙げている。胴体部分には、シートベルトだろうかと思うような斜めのタスキをかけている。アスパラ好きとしては、ふむふむかわいいかも、と思う作りではあるものの、私たちのファッションのどこにピンバッジを使う部分があるだろうかと考えてみても、容易には思いつかない。

夫は「二人とも当たったってことは、それだけ応募者が少なかったっていうことやろうなあ」と言う。そうかなあ、と話しながら、夕食のゴーヤチャンプルーを食べる。夫がゴーヤのあく抜き作業をしてくれたときに、塩と砂糖を間違えたせいか(間違えた後で気が付いて、砂糖を洗い流して、塩であく抜きし直していた)、ゴーヤがいつになく柔らかいけれど、苦味がしっかりと私好みに残っていておいしい。

食後になってからようやく、「あ、そうだ。ピンバッジ。洋服につけるところは思いつかないけど、私が携帯している薬入れのポーチにつけたらどうだろう」と思いつく。夫は「ええんちゃう? おれの分もどうぞ」と、親切なようで他人事風な反応。「どうやらくんの通勤鞄にもつけたらいいじゃん」と言ってみても、夫は「いいや、いい」と言う。それなら、私がもらうよ。いいもんね、最近携帯薬入れポーチを、外用と内用の二つに分けたところだから、二つともちゃんと使えるもんね。

当初狙っっていた「アスパラくん賞」が当たらなかったのは残念だけど、今年の初夏もアスパラガスとの愛を深く確かめ合い、その頃の愛をこうやってピンバッジを見るたびに思い出せるようにまでなって、めでたし、めでたしだ。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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