みそ文

ぼくのわたしの豆ご飯

豆ご飯記事を書いたら、「うちの父も」「うちの父も」「うちの父も」豆ご飯が苦手、だという情報が寄せられた。その共通項は「父」であり、なるほど、だから、未父の夫や、あの人やあの人は、男子だけど豆ご飯が好きなんだわ、男子は父になると、豆が苦手になるんだわ、と、確信しそうになっていた。いや、今は謙虚に「確信しそう」と書いたけれど、実際は、ほぼ、確信に至っていた。

しかし、私が、確信の拳を握り締めて、「男子は父になると豆ご飯が苦手になる説」を振りかざそうとしたそのときに、一通のメールが舞い込む。そのメールの内容によれば、その女性は、幼少の頃より、あまり豆ご飯が好きではないとのこと。まずここで、「おお! 女性にも豆ご飯苦手な人がいるのか」と、自分の目の鱗を、いったん一枚はがす。続いて、幼い頃に、「父が豆ご飯大好き」という理由で、お母様が頻繁に豆ご飯を作成され、そのたびに、「豆ご飯あまり好きじゃないんだよなあ」と思いつつ、豆をよけてご飯だけを、もすもすと食べて大きくなったと語られる。現在は、「夫が豆ご飯大好き」という理由で、自ら豆ご飯を炊き、「でもやっぱりあんまり好きじゃないんだよなあ」と思いつつ、夫(二人の娘の父)に付き合ってそれなりに食べているらしい。ということは、父であっても、豆ご飯が好きな男子がいるということではないか。私の確信の拳は、しゅるしゅるとなりを潜める。

そのメールの主によれば、「豆はご飯に混ぜて炊くと、青臭くなるから苦手」とのこと。しかし彼女は、「鯖寿司は毎日でも食べたい」ほどの鯖寿司好き。しめ鯖もしめ鯖なりに青臭い(青魚特有の生もの臭がある)と思うのだけれど、豆の青臭さというのは、植物特有の細胞臭、ということなのだろうな、と思う。

ちなみに私は、豆ご飯は物心ついたときから変わることなく好んでおり、鯖寿司やしめ鯖はずっと苦手だったのが、ずいぶん大人になってあるときからふとおいしいと感じるようになった。けれど、現在両方好物であるとはいえ、豆ご飯のときは豆ご飯に集中したいし、鯖寿司の時には鯖寿司に集中して取り組みたい。鯖寿司と豆ご飯を同時に食するということは、何かよほどの理由がない限りは、控えたままで生きてゆきたい。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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