みそ文

飛ばない大人を目指して

先日書いた「大人も子どもも気をつけて」の同僚が、「どうやら先生。この近くで、どこかいい整形外科知らん?」と訊くので、「私がお世話になったことのあるあそこの整形外科はどうかな」と提案してみる。同僚は「ああ。あそこの整形外科なら遠くないけん、行けるわ。このまえ診てもろうた話を、地元の人らに話したら、みんなが、その整形外科はちょっと、うーん、どこかもう少し診たての上手なところに行ったほうがええんじゃないじゃろうか、言うてじゃけん。別のところに行って診てもろうてみようか思うて」と言いながら、仕事を終えて帰っていった。

その数日後、また、その同僚と仕事で会ったときに、「どうでした? あそこの整形外科」と尋ねたら、同僚はやや興奮気味に、「ちょっと、聞いてえやあ。私の骨、折れとったんよ」と語る。

「あらあら。でも、ちゃんとわかってよかったですね。治療方法は変わらんでも、治るイメージの仕方も、心構えも違うてくるし」
「そうなんよ。治し方は、なんも変わらん、おんなじなんよ。湿布とコルセット。でも、自分でも痛いなあ、思うたときに、折れとるんじゃったら、ほんまに痛いんじゃ思うて、おとなしゅうしとくけど、折れとらんのんじゃったら、痛いのも気のせいか思うけん、無理するじゃん」
「いやいやいやいや。折れてなくても、骨と軟骨がずれただけでも、やっぱり痛いものは痛いんじゃけん、無理はしたらいけん」
「そうなんじゃけどよ。ついつい、よ」
「まあ、とにかく、やっぱり、もう、大人は椅子の上から飛んで遊んじゃあいけん、いうことじゃね」
「わかっとるようねえ。もう、せんけん、もう、せんけん」

同僚が、家庭内での激しい遊びも、痛みがあるときの激しい動きも、自粛する人になってくれるといいなあ。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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