みそ文

和蝋燭

友人が旅先から送ってきてくれた和蝋燭。蝋燭(ろうそく)本体は、細い朱と太い白がゆるやかならせんを描く縞模様。蝋燭の芯は、和紙と真綿。蝋は、ハゼの木の実からとれたもの。

この蝋燭に火を灯すと、木の存在を深く感じる。その灯りは、柔らかく、そして、力強く、その炎を眺めているだけで、自分の内の、何かが、太く、丈夫に、なってゆく。

世の中には、「拝火教」、というものがあるらしいけれど、火を、炎を、信仰の対象とする、その気持ちが、わかる気がするような気持ちになる。玄関で、ほんの数十秒、その灯火(ともしび)を眺めるだけで、ともすれば、泣き出しそうになる気持ちも、やもすれば、叫びだしそうになる気持ちも、静かに整い、呼吸整い、生命(いのち)整い、力と勇気は、信頼に足るものなのだと、思い出して、安堵する。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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