みそ文

夫の感想(レッドクリフPartⅡ)

 土曜日、私が仕事に行っている間に、映画を観に行った休日の夫。映画は「レッドクリフPartⅡ」。一作目も夫は映画館で観ているし、自宅でも、「二作目を観るための復習だ。」とかで、テレビ放映を見ていたが、途中でうたた寝した。今度こそは、と、BSだかケーブルテレビだかで放映していたものを再度見て、「寝んかった。がんばった。」と万全の復習態勢を整えた。
 一作目を観に行く少し前から、夫は三国志の入門書的な書籍を購入して、三国志の勉強を重ねてきた。夫はなかなかに勉強好きの頑張り屋さんなのだ。

 仕事から帰宅して、夫に、「映画、どうだった?」とたずねてみる。

「うーん。話がなあ、なんかなあ。どうもなあ、もうひとつなあ。」
「話が、一作目と繋がってなかったん?」
「それはいかんやろう。Ⅱと銘打っておきながら、前作と話が繋がらんかったら、いかんやろう。」
「話が繋がってたんなら、よかったじゃん。復習がんばってた甲斐があるじゃん。」
「でもなあ。異様に戦闘シーンが多い。」
「それは、戦乱の世のお話じゃけんじゃないん(だからではないの)?」
「にしてもよ。多過ぎ。」
「戦闘シーンの俳優さんたち、がんばって、いっぱい練習して演技したし、撮る方の人たちもいっぱいがんばったけん、見る人にもいっぱい見てほしかったんじゃない?」
「にしても、見てるほうが、もうええけん(いいから)! になるほど多いのは、ちょっとなあ。それに、映画として面白くするためかなんかしらんけど、本来の三国志にはないエピソードが入れてあって、そのエピソードを膨らませすぎて時間とりすぎてて、そんなクサいネタはもうええけん、はよ、本題に戻れ、いうて言いたくなった。おまえは三国志だろう、と。三国志なら三国志の話をせえよ、と。」
「映画を作った人たちからしてみたら、これはこれですけん、じゃないの?」
「いいや。三国志の話なんだから、当然三国志ベースで展開するやろうと、三国志を知ってる人は期待する。」
「そうかなあ。だけど、映画のタイトルは、レッドクリフ、なんじゃろう? 三国志、じゃなくて。一応三国志を原作というかモチーフとして作ってるんかもしれんし、広報上はそういう謳い文句にしてるのかもしれんけど、同じタイトルのときでさえ、原作と映画の関係って、だいたい、そうじゃん。別の作品と思ったほうがいいことのほうが多いじゃん。レッドクリフのメインタイトルのあとに、これは三国志をきっちり再現したものです、ってサブタイトルかなにかで書いてあれば、だけど、そうでないなら、やっぱり、創作側の自由采配じゃないかなあ。」
「は! まさか。三国志だと思って見させておいて、ちょっとお客さん、うち、三国志やなんて、別に言うてないやないですか。そっちでどういうて宣伝したかは知りませんけどね。あらあ、三国志好きで、三国志やと思って見てくださったんですか。でもねえ、うちとしては、そんなん勝手に三国志を期待されても困るんですわ。ちゃんとレッドクリフいう名前で商売してますし。って言うことか? そういえば、映画本体には、どこにも三国志、とは、書いてない、か、ええっ、そういうことなんか? でも、そんなん詐欺じゃん。」
「でも一応、合法的に営業しとってんじゃろ(していらっしゃるのでしょう)?」
「それは、そうじゃけど、うわ、なんか、ええっ」

 夫の休日が充実したものだったみたいで、よかった。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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