みそ文

伯母の電話

 年明けに実家で母と話していたら、母の姉(私の伯母)から電話がかかってきた。新年の挨拶と、昨年末に母が印刷して送った「みそ文」を読んで、その感想を連絡してきてくれたようだ。母が「ちょうど今ここに、みそもいるのよ。」と電話を代わってくれたので、私も久しぶりに伯母と話す。妹の結婚式以来だろうか。

「まあ。みそちゃん。みそ文は、たいそう面白いが。あんまり面白くて、気がついたら、三時間ぶっ通しで、読んじょったが。」
「おばちゃん。ありがとう。でも、三時間ぶっ通しでなくても。ちょびっとずつ読んでくれたら。」
「それが、みそ文は、一個一個のお話しが短めだが。それで、ついつい、あともう一個、あともう一個、と思いながら読んだら、三時間経っちょったみたいだわ。」
「みそ文を印刷したものは、文字が小さいけん、目を休ませながら読んでくれたほうがいいと思う。」
「今度は、そうするわ。でもね、これまで、なんだかもうひとつよくわからんなあ、と、ずっと思ってたのに、みそ文を読んだら、薬剤師がどんなことをする仕事なのかが、よくわかって面白くてねえ。」
「薬剤師にも、いろんな仕事があるけんねえ。」

 それから、また、母に受話器を渡し、母が伯母と話した。伯母は、「久しぶりに大量の活字を読んだら、くたびれてしまって、今回の年末年始は息子達(私にとっては従兄たち)家族も帰ってこないのをいいことに、ずっと寝正月しとった。」のだそうだ。おばちゃん。そんな、寝込むほどに、読み込まなくても。

 その後、母は、「私が、9月、10月、11月分と、3か月分まとめて送ったのがいけんかった。今度から一か月分ずつ送ることにする。」と、反省していた。

 それでも、いくつになっても、何かに対して、「ああ、そうなのか!」「わかった!」「面白い!」と感じることは、とても大切なことであるような気がするし、「みそ文」がそういう部分でのお手伝いをできるのは、とても嬉しいことである。

 けれども。特に、高齢読者に告ぐ。寝込むほどの、過去記事一気読み禁止。たとえ、明日をもわからぬ命であろうとも、どうか気合いを整えて、体調を整えて、長生きをして、少しずつ、読んでくださいますように。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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