みそ文

鼻腔拡張テープその後

 私の勤務先での仕事の連絡書類に、「鼻腔」と書いてあるべきところが、「鼻膣」と書かれていた話を、少し前に書いた(「鼻腔拡張テープ」参照)。しかし、私の職場では、この誤字について気にする人が、私の他にはいなくて、店長は「まあまあ、気にせずに」と私をなだめてくださるし、同僚の薬種商のおじちゃんは「字が小さくて老眼鏡をかけても違いがよく見えない」とおっしゃるし、ビューティーカウンセラーの女性は「言われたらガックリするけど、言われないとわからない」と言うしで、なんだか私一人が怒りん坊な気分であった。

 しかし、その日記を読んでくださった方の中には、「その誤字はひどい!」と同意してくださる方もいて、「そうよね、そうよね、そうだよね」と、心強く感じたことであった。その方がくださった感想に、「お客様から指摘されて気がついたのではなくてよかったですよね」ということが書いてあり、「うん、うん、ほんとうにねえ。でもまあ、仕事関係の書類がお客様の目に触れることはないから、大丈夫なんだけどね」と安堵して、ふと、「いや、待てよ。書類は大丈夫だけれども、売り場のPOP。たしか、テープで鼻腔を拡張! と書いてあったぞ。もしかして、あの腔の字も、間違いで、膣(ちつ)と書いてあったか?」と、心配になり始めた。「いや、でも、売り場作成の時点で、私の誤字センサーが作動しなかったということは、正しい表記だったということか? ドキドキするよう」と思いながら、次の出社日に、そそくさと、売り場のPOPを確認してみた。

 結果からお伝えするなら、概ね問題はなかった。概ね問題はないのだが、しかし、これは、いかがなものか。

「テープで鼻こうを拡張!」

 「鼻腔」の「腔」が平仮名。なぜ、どうして、ひらがな。まがりなりにも薬屋としては、鼻腔の腔の字くらいは、漢字で表記したいのだが。本部でPOP作成していて、「腔」と「膣」の、見分けも、使い分けも、わけわからなくなってしまって、ええい、いいや、平仮名にしちゃえ! になったのだろうか。気になるけど、気にしない。気にしない。がんばる。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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