みそ文

ご機嫌長者番付

お腹がすいたり、頭が痛かったり、何か体やこころの余裕が少なくなるような背景が自分の中にあったり、外部からの何か不愉快なことがあり、エネルギーを消耗してしまったとき、ついつい不機嫌になってしまうけど、そういう、ついつい、以外のところでは、できるだけ、無駄に不機嫌にならないようにしたいものだ。無駄に不機嫌にならないようにしようとする、その作戦の一貫として、無駄に上機嫌になるようにこころがけてみている。

無駄に上機嫌、というのは、なかなかたのしい。街路樹のきれいな道を通ることができてうれしいなあ、うれしいなあ、うれしいなあ、ありがとー、ありがとー、と意味なくつぶやいていると、いつのまにか心底嬉しくなってくる。ぷくぷくと奥底から嬉しい気持ちがこみ上げてくる。少し頭痛気味だったのも気にならなくなってくる。何かでなんとなくやれやれな、ちょっとくさくさしたような、そんな気持ちがあるときも、その出来事の不都合さと、伴う感情の不愉快さが、自然と弁別されてゆく。「出来事」と「感情」を別々に扱えると、不愉快な時の不要な消耗度がぐっと少なくラクになる。こんな力を持つ上機嫌に、無駄なんてないのかもしれない。自分が上機嫌でいるとき、脳内か、体内に、なにか「いい汁」(内分泌物)が出ているような気までする。じゅぱっじゅぱっ、と分泌されてる音が聞こえる気さえする。

おそろしいと思うのは、捏造した上機嫌でさえそれほどの力を持つということは、捏造した不機嫌も、なんとなく引きずる不機嫌も、同じように力を持ち、けれど、そのベクトル(方向性)は逆であるのだということ。自分の迂闊な不機嫌で自分の体調を崩すことだってあるということだ。病気の危険は、なにもなくてもしなくても、常に存在しているというのに、その危険を自らの不機嫌で増やしてどうする、なのだ。

上機嫌を計測する方法がないものだろうか、と前々から考えているが、まだ思いつかないし、出会えない。どこかに「上機嫌メーター」がすでにあるなら、ぜひとも使ってみたい。クスリでラリっている人や、興奮しすぎて抑制が効かなくなってるお子様方は除外して、ご機嫌な人のご機嫌度を測ってみたい。そして「長者番付」みたいなかんじで、「ご機嫌番付」作りたいなあ。ランキングというものを好まない人も苦手な人もいるだろうが、「励み」を刺激する装置としては、なかなかよくできているからこそ、世の中で活躍を続けているのだろう。番付入りを目指して、番付上位を目指して、たくさんの人が自分がご機嫌であるように精進して励むのも、きっと、きっと、面白いはず。
    押し葉

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Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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