みそ文

おはぎの愛

夫が出張先の広島で、実家に立ち寄り、夕ご飯に義母手作りのおはぎを食べた話しを書いたら、私の幼馴染のめいちゃんがそれを読んで、メールを送ってきてくれた。

めいちゃんちでも、お母さんが、お彼岸には必ず、それ以外にも折を見ては、おはぎを作ってくださるのだそうだ。めいちゃんがおはぎ好きだから作ってやろうと思っておられるせいもあるし、「お彼岸はおはぎ」だというお母さんの中の決まりごとのせいもある。「お彼岸はおはぎ」なのは、めいちゃんのお母さんに限らないことではあるけれど。そしておはぎを作った日は、夕ご飯の主食が「おはぎ」になるのだそうだ。でも、めいちゃんの好みとしては、「主食が甘い」のは「避けたいこと」で、毎回「私はご飯は白いのがいい。」と希望を述べる。

するとお母さんは、「なんねえ。あんたが好きじゃけん、おはぎ作りようるのに。しょっぱいおかずに、甘いおはぎを食べるのが、おいしいのに。ヘンな子じゃねえ。」とおっしゃる。毎年。毎回。毎度。

めいちゃんは、「おはぎは、まあ好きじゃけど、主食は甘くないのがいい、と、昔から言ってる。何十年も。」と言う。結局めいちゃんは、冷やご飯を主食に、おかずをいただく。「ヘンな子じゃねえ、って、うちの母、毎回言うけど、この年まで親子してて、毎回ようるん(言ってるん)じゃけん、ええ加減、私が甘い主食が苦手なの、おぼえてくれてもいいのになあ。まあ、私も、あ、今日おはぎだ、って気づいたら、先手を打って、自分用の白ご飯炊けばええんじゃけど、仕事から帰って来て、いただきます、まで気づかずにいると、くー、まただー、になるんよねー。」

教訓。親子の誤解や、思い込みや、習慣や、お約束のパターンは、威力絶大。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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