みそ文

気の合う話

 以前、お隣に住んでいた人と親しくなり始めた頃のこと。食べ物を食べる量について話す機会があった。私はあまり大飯喰らいではないようで、外食の食べ放題サービスでは、まず勝利できない。たとえ量を自分としてはたくさん食べたとしても、そのときには、お腹の苦しさに敗北感を覚えてしまう。それに比べて、お隣の方は、「食べ放題で負けたことは一度もない。」というツワモノであった。

「私はどうもあんまりたくさん食べられないみたいで。外食のときも、よく、あーしまったー、また、ご飯少なくしてください、って頼むの忘れたー、って思う。」と言う私に対して、「わかるわかるー! 私もですー。外食の時、いつも、あーしまったー、また、ご飯大盛にしてください、って頼むの忘れたー、って思うんですー!」と、手を握る勢いで首を縦に振ってくれている。だがしかし、この人と私、今、すごく話が合っているみたいだけれども、でもなんか、ベクトルの矢印の向きが違う気がする。

 素麺をひとり一束(50g)ゆでようか、それとも二束(100g)ゆでようか、迷いに迷って、夫と二人で結局三束(150g)ゆでることにする私とは異なり、彼女は素麺は一人分6束(300g)ゆでるのだそうだ。ほんとはもっと、それ以上食べられるけど、気を付けて控えめにしているので、とも。

 なんだかよくわからないけれど、かっこいいなあ、と、うっとりした。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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