みそ文

はふはふほふほふじゅんわりと

 夏の間に、秋が深まり冬になる前に、サザエのつぼ焼きが食べたい。蓋に近い白っぽい身の部分はもちろん、貝殻を丁寧に回転させながらくるくると上手に取り出した緑と茶色の先っぽまで。自宅で自分で焼くのではなく、お店で焼いて出してもらえるところで。はふはふほふほふ、じゅんわりと、こりこりとぐにゅぐにゅが味わえる、旨しょっぱくて少し苦い、サザエのつぼ焼き。     押し葉

百分の

 先日夫に「百名山のうち、今いくつまでいったの?」と尋ねたら「90」と言う。あらまあ、いつの間にそんなところまで、と感心する。あと残すのは、北海道の山と屋久島らしい。遠方に自由に行き来できる日がきたら、きっとまたそのときに。     押し葉

山椒の実の麻婆豆腐

 山椒の実とおろし生姜と鶏のミンチを炒める。水と丸美屋の麻婆豆腐の素と豆腐を入れて煮立たせる。丸美屋の麻婆豆腐に添付されているトロミ粉にはニンニクとタマネギが入っているから使わない。代わりに自宅の片栗粉を水で溶き、トロミがだまにならないよう、一度火を止めてから加えて混ぜる。再び加熱し全体にとろみが行き渡ってぐつぐつしたら出来上がり。
 辛口では原材料の唐辛子量が多いので、中辛か甘口を使う。夫はそれでは唐辛子が物足りないため、独自に七味唐辛子をかけて好みの辛さに調節する。
 冷凍してある山椒の実はスーハーと、瓶入りの粗おろし生姜はシャッキリと、麻婆豆腐を辛おいしくしてくれる。
    押し葉

茶屋と紫陽花

 山頂にある茶屋に行った。紫陽花が満開になるのはまだもう少し先のよう。豆腐田楽、こんにゃく田楽、草団子、黒糖わらび餅、イチゴジェラートミルク(小さく切ったわらび餅入り)。     押し葉

五月

 今年の春は、なんだかいつまでも肌寒い。例年ならば撤去しているフリースのラグをまだ敷いたままだし、こたつもかけ布団をかけたままだ。
 でも寝室の寝床でお布団をかけているぶんには、暑くもなく、寒くもなく、気持ちよく眠れる気候かも。     押し葉

ドライフルーツ

 レーズン、プルーン、アプリコット、、マンゴー、デーツなどドライフルーツはもともと好きなほう。毎週食料買い出しに行くスーパーの果物コーナーにいろんなドライフルーツが並ぶようになった。私が認識するようになったのが最近なだけで、以前から並んでいたのかもしれない。いろいろと試してみて、再度購入するくらいに好みに合ったのは、イチゴとリンゴ。ドライアップルの味は、なんとなくアップルパイに似ている。     押し葉

桜餅

 今年もまた桜餅を食べることができた。よかった。     押し葉

雪がとける

 雪のない世の中はたいへんに暮らしやすい。
 子どもの頃の私は雪国にたいそうあこがれていた。でも私があこがれていたのは、そうなりたいと思っていたのは、存分に雪遊びをする者であって、雪かきをしなくてはならない立場ではなかったのだなとしみじみ思う。
 そして自分がどれほど雪遊びが好きかというと、小さな子どもとして小さな雪だるまを作るくらいには好きだったとしても、スキーやスノーボードや雪山登山をしたいかというと全然そうではなくて、それなのにどうしてあんなに熱心に「雪国に住みたい」と言葉にしたのか。よこしまな気持ちなくイメージし言葉にして願ったことは時を超え形を変えて叶うことがあることを小さな私は知らなかった。     押し葉

雪かきの感慨

 昨年の冬は雪がほとんど積もらなくて、通院をするのにはとてもありがたかった。この冬はそれなりに降り、時々積もる。昨年の今頃は、抗がん剤で頭髪がほとんど抜けて、ぐったりと横になって過ごすしかなかった。一年経った今は、頭髪は大量になり、少しなら雪かきができる。しんどいなあ、生きているだけで精一杯だなあ、と思っていても、少しずつ回復してはいるのだな、と感慨深い。     押し葉

寝具の手間暇

 昨夜から、寝床の敷きパッドをもふもふタイプに交換した。少し前からかけ布団には起毛のカバーをかけてある。上も下ももふもふにしたら、冷気が体のどこにもまとわりつくことがなくて安心で快適。気持ちよく眠ろうと思ったら、いろいろ手間暇がかかるけれど、こまめな微調整を自分の好きなようにできるくらい大きくなってよかったなと思う。     押し葉

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どうやらみそ

Author:どうやらみそ
1966年文月生まれ

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